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屋外のバリアフリー化!〜スロープ〜【鹿児島市・姶良市・日置市 ガーデン&エクステリア工事・造園工事 ガーデンスタジオ滝の神】

皆さんこんにちは!
ガーデンスタジオ 滝の神です!!

最近、屋外のスロープ工事や手すり設置のご相談が多くなってきております。

今まで心配していなかったけれど年齢に伴ってバリアフリー化したい!
ご実家で一人暮らしの家族のために、使い勝手のいいようにリフォームしたい!
階段があるとどうしても外出するのが億劫になってしまう・・・


とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
今回は屋外のバリアフリー化で代表的なスロープについてご紹介していきます。




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≪スロープの必要性と注意点≫

玄関から道路は、住宅の基礎が立ち上がっているため、最低でも50cm以上の高低差があります。そのため、多くの住宅では屋外に階段を設置していることが多いのではないでしょうか。
スロープの設置は、段差による転倒を防止してくれます。
特に高齢者は、転倒によるケガの重症化や、治りにくさゆえに通院が必要になるケースあります。転倒を防止することは、ケガの防止だけでなく、今後の健康な生活を守ることにもつながるのです。

スロープを設置することで、車いすやベビーカー、歩行器(シルバーカー/手押し車)、自転車などの利用が便利になるメリットもあります。小さな段差でも、車いすや歩行器で乗り越えるには労力がかかります。また、段差を乗り越える際、使用者には思いのほか振動が伝わっています。
玄関アプローチから駐車場や道路など普段よく通る場所を振り返りながら、段差がある場所にはスロープを計画すると良いでしょう。

ただし、スロープの下りは加速するので、適切な踊り場(傾斜のない場所)やブレーキ機能の付いた器具・道具を使用するなど、安全面には十分注意して利用するようにしましょう。
また、傾斜を下る際にスピードをコントロールできなかったり、足がすくんでしまうパーキンソン病の方や、慢性関節リウマチなど足関節に障害がある方は、スロープを使用しない方がいいケースもあります。お住まいの方の状況に合わせて計画すると良いでしょう。




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≪必要なスペース≫

スロープを設置したいけれど、スペースはどのくらい必要なのでしょうか。
ますは長さですが、勾配が関係してきます。
建築基準法では1/8以下の勾配バリアフリー法では1/12以下の勾配を基準としています。1/8の勾配とは、1mの段差を8mかけて上る斜面、1/12の勾配は1mの段差を12mかけて上がる傾斜です。図にするとこちらのイメージです。

スロープを補助者なしで使用する場合、1/8の勾配だと実際には通行が難しいため、少なくとも1/12の勾配で計画すると良いでしょう。
屋外は風雨の影響も受けるため、望ましいのは1/15以下の緩やかな勾配です。50cmの高低差の場合、1/12の勾配だと6m、1/15の勾配だと7.5mの長さが必要になります。



必要な長さが分かれば、次はスロープの幅です。車椅子をでの通行を想定して幅を設定します。
車椅子の形状・寸法はJIS規格で定められていて、手動車椅子の幅は630mm以下、電動車椅子の幅は700mm以下となっています。それに加えて、ハンドルリムやブレーキの操作を行うスペースを考えると、最低でもスロープの幅は800mm、できれば900mm以上が望ましいです。

手すりを設置する場合は、別途スペースを見ておくようにしましょう。
また、スロープの両側には脱輪防止の側壁を高さ5cm以上で設けておくと安心です。

敷地の問題で、折り返しが必要になることもあります。踊り場は進行方向の向きにもよりますが、長さ1500mm前後で余裕を持った計画を立てましょう。




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≪床の素材≫

スロープの床には雨に濡れても滑らない素材を使用しましょう。
タイルや石材を使用する場合は、滑らない加工が施された、斜面に設置可能な製品を選びましょう。
コンクリート仕上げの場合は、コンクリートが乾く前表面を洗って砂や石の凹凸を出す洗い出しもあります。




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最後に・・・

今回はスロープについてご紹介してきました。
スロープは高齢者だけでなく、設置するメリットがあります。
外構をこれからお考えの方、将来のことを考えてお庭のリフォームをお考えの方、是非一度スロープを検討されてみてはいかがでしょうか。

また、スロープの設置は各市町村で介護保険の対象となる場合があります。
介護保険の利用では、多くの場合見積書や申請書類を提出して事前審査を行う必要があります。
ガーデンスタジオ滝の神では、介護保険の見積から工事まで承っておりますので、お気軽にご相談ください!




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